乗りつぶし 第27話 2014/9/3-9 山陰
(2014/09/14記)

 数か月前に加入したJR・ジパング倶楽部の割引で(ついにそんな年齢になったかと思いつつ)、山陰と山陽(昔の国名だと播磨、美作、因幡、伯耆、出雲、備中、備前)あたりへ出かけることにした。

 乗りつぶそうとする路線・区間は順に智頭急行線、若桜鉄道線、JR因美線、JR津山線、JR伯備線、JR境線、一畑電車(北松江線、大社線)、水島臨海鉄道線、岡山電気軌道(東山本線、清輝橋線)、山陽電気鉄道(本線、網干線)、阪神電気鉄道神戸高速線、京阪電気鉄道京阪本線(淀屋橋〜京橋)、大阪市交通局長堀鶴見緑地線、伊豆箱根鉄道十国鋼索線で、行程は時間的に余裕を持たせてゆるめに作った。
 これらのうち智頭急行線、若桜鉄道線、JR因美線、JR津山線は、2013年9月に大雨のため乗りつぶしを断念したその再挑戦となる路線。

 ジパング倶楽部の割引(2割引)であらかじめ購入したのは弘前から新幹線・伯備線経由出雲市行き往復乗車券と新幹線特急券で、ほかの倉吉から因美線・津山線経由岡山行きとか私鉄とかの乗車券は、現地で買い求めることにした。

訪問年月日記        事
2014/09/03

 1日目。
 新幹線で姫路へ向かう。
 途中、都内を少しぶらつく。

 往復乗車券(弘前〜出雲市)の「ゆき券」で弘前駅に入場。

06:03弘前発→(JR奥羽本線)→06:38(遅06:39)新青森着
06:49新青森発→(JR東北新幹線)はやぶさ8号→10:22上野着
10:29(遅10:30)上野発→(JR東北本線)山手線→10:33秋葉原着

 秋葉原で途中下車。漫然と歩いたら出口でなく総武線ホームに出てしまった。そういえば、以前もそんなことがあった。油断していたとはいえ、迷いやすい駅だなと思う。
 ぶらぶらと歩いたら東京に着いてしまった。途中、万世橋を眺めたり、昼食をとったり、どらやきを買い食いしたり、プロメテウスの像を眺めたりした。

 「ゆき券」で東京駅に入場(秋葉原から東京まで不乗)。

14:03東京発→(JR東海道新幹線・山陽新幹線)ひかり475号→17:42姫路着

 姫路駅で途中下車。

2014/09/04

 2日目。
 智頭急行線、若桜鉄道線を乗りつぶして鳥取へ向かう。
 途中、智頭と若桜に立ち寄る。

 天気予報では雨マークが出ている。2013年9月の旅行のようにまた雨で立ち往生したらどうしよう。そう思うと、なんだか気が重い。

 「ゆき券」で姫路駅に再入場。

05:28姫路発→(JR山陽本線)→06:00(遅06:01)上郡着

 JR上郡駅で途中下車し、智頭急行・上郡駅へ向かったら橋の上り口に「営業時間の7時以降でないと入れない」旨の表示。
 しかたないのでJR上郡駅へ戻って事情を話したら、「ここから入って行っていいですよ」と言って改札を通してくれた。
 智頭急行・上郡駅にたどり着くと、なるほどそこは無人。無札で大原行きの列車(ワンマンカー)に乗り込んだ。

06:32上郡発→(智頭急行智頭線)→07:18大原着

 大原駅の1駅手前に「宮本武蔵」という名の駅があった。生誕地だそうな。

 大原駅で下車するとき運転士に「終点・智頭まで行きたいが・・・」と告げたら、「大原駅で安いきっぷが買える。駅員は、乗継の列車が出る前に来るから」と言ってそのまま降ろしてくれた。
 そのきっぷは、1日乗り放題で1,200円というもので、上郡から智頭までの運賃1,300円より100円安い。
 このきっぷのことは、TV番組だかで見聞きしたことがあるが、旅行前にネットで調べても見当たらないので、なくなったのかと思っていた。

07:59大原発→(智頭急行智頭線)→08:25智頭着

 智頭急行智頭線の乗りつぶし完了。

 散策に不要な荷物を智頭駅前・観光案内所のコインロッカーへ(100円)。100円は、荷物を出すとき戻ってくるそうだ。

 智頭は、鳥取から姫路へ向かうルート・智頭往来にある宿場町(智頭宿)で、所々に昔の古い家屋が残っている。


石谷家住宅

 石谷家住宅は、貴族院議員・石谷が大正年間に建てたもので、重要文化財。


杉玉工房

 智頭は杉が特産ということで、杉玉を下げる家が多いという。

 観光案内所に戻り、コインロッカーから荷物と100円を回収。

 智頭駅で郡家行き乗車券(410円)を買って入場。

10:49智頭発→(JR因美線)→11:20郡家着

郡家駅

 郡家駅で下車したところ、若桜鉄道という表示がどこにも見当たらない。不思議に思って駅員に聞くと、「若桜鉄道の駅はない。乗車して車内払いするように」と言う。
 若桜行きのワンマンカーに乗車するとき、なんだか見覚えのある常務員が列車へ乗り込んでいく。さっき話した駅員だ。若桜鉄道の乗務員がJR郡家駅で待機していたということか。

12:37郡家発→(若桜鉄道若桜線)→13:08若桜着

 終点・若桜駅に着き、運賃(420円)を払って下車。
 若桜鉄道若桜線の乗りつぶし完了。


仮屋

 数軒の家屋に仮屋が残っている。これは、商店街などで見られる雪よけの屋根(昔のアーケード)で、青森県津軽地方の小見世(こみせ)や新潟県の雁木(がんぎ)などと同じ。


蔵通り

 若桜は、宿場町。乗用車1台しか通れないような道を進むと、昔の白壁土蔵が建ち並んだまま残っていた。

 若桜から鳥取まで鉄道でなくバスで移動することにしたのは、後戻りしたくなかったから。それに鳥取行きのバスは、1時間に1本くらいあるから鉄道より便利だ。

 バスを待つうち、とうとう雨が降ってきた。ザーザー。

14:18(遅14:20)若桜駅前発→(日本交通バス若桜線)鳥取駅行き→15:14鳥取駅合同バスターミナル着

 鳥取駅に着き、駅のドトールで一服。

2014/09/05

 3日目。
 倉吉へ立ち寄ってから鳥取へ戻り、因美線、津山線を乗りつぶして岡山へ向かう。
 途中、津山に立ち寄る。

 鳥取駅で倉吉までの乗車券(670円)を買って入場。

06:36鳥取発→(JR山陰本線)快速とっとりラーナー→07:19倉吉着

 倉吉駅で下車したとき、因美線・津山線経由岡山行き乗車券(3,350円)を購入しておいた。

07:30倉吉駅発→(日本交通バス倉吉市内線)→07:42赤瓦・白壁土蔵着

赤レンガ白壁土蔵

 倉吉市の打吹玉川地区は、重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されている。商家町で、赤レンガの商家や白壁土蔵などが整然と建ち並び、見ごたえがあった。


赤レンガの商家などが並ぶ古い街並み
08:53赤瓦・白壁土蔵発→(日本交通バス倉吉市内線)→09:05倉吉駅着

 さっき買っておい岡山行き乗車券で倉吉駅に入場。

09:32倉吉発→(JR山陰本線)快速とっとりラーナー→10:25鳥取着

 鳥取駅で途中下車。駅のドトールで一服し、再入場。

11:05鳥取発→(JR因美線)→11:53智頭着
12:51智頭発→(JR因美線・姫新線)→13:59津山着

 JR因美線の乗りつぶし完了。

 津山駅で途中下車し、散策に不要な荷物を駅のコインロッカーへ。

 津山市は、津山城があった城下町。そのうち城東地区は商家町で、重伝建指定。うだつの上がった家を多く見かけた。


作州城東屋敷

 作州城東屋敷は、明治8年から教育の場として利用されてきたものだという。


街並み(酒屋の看板が隠れるように撮影)

 街並みは、古くてなかなか良い風情(通りの真ん中にあって景観を損ねる酒屋の看板がなければもっと良かったのだが)。

 津山駅に戻ってコインロッカーから荷物を回収し、再入場。

15:54津山発→(JR津山線)快速ことぶき→17:02岡山着

 岡山駅に着き、JR津山線の乗りつぶし完了。

2014/09/06

 4日目。
 JR伯備線、JR境線、一畑電車線を乗りつぶして松江へ向かう。
 途中、出雲大社に立ち寄る。

 「ゆき券」で岡山駅に入場(上郡から岡山まで不乗)。

05:18岡山発→(JR山陽本線)→05:33倉敷着
05:45倉敷発→(JR伯備線・山陰本線)→08:53(遅08:54)米子着

 JR伯備線の乗りつぶし完了。

 米子駅で途中下車し、境港までの乗車券(320円)を購入。
 一休みしてから入場し、9:44発境港行きへ乗ろうとしたら、9:35発との表示。平日と休日で発着時刻が異なることに、ここでやっと気がついた。

09:35米子発→(JR境線)→10:18境港着

 JR境線では妖怪づくし。
 境港行きジーゼルカーは内外にゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪キャラが描かれ、境線の各駅には妖怪の名前が愛称としてつけられ、停車駅を案内する車内放送でもその愛称と正式な駅名の両方が告げられた。


境港駅

 境港駅に着き、JR境線の乗りつぶし完了。


境港駅前の銅像
[左]ねずみ男 [中央]水木しげる [右]鬼太郎

 境港駅から進むと妖怪キャラが点々と並ぶ「水木しげるロード」が伸びている。観光客が多く歩いていた。

10:43境港駅発→(美保関コミュニティバス境港線)→10:54宇井渡船場着

境水道大橋(進行方向左側)から

 境港駅から戻らずに美保関コミュニティバスで先へ進むと、バスはまもなく境水道に架かる境水道大橋を渡った。手前の岸が標高約0メートル、橋の高さが標高約40メートル、対岸が標高約50メートルだそうで、進行方向左側に境港のあたりが一望できた。

 宇井渡船場からは、美保関行きのバスとの接続が良く、反対方向の美保関ターミナル行きとの接続は待ち時間が少しあった。

11:25(遅11:26)宇井渡船場発→(美保関コミュニティバス美保関線)→11:39万原バスターミナル着

 バスターミナルに降りたらそこは立派な待合所で、「美保関町民バスターミナル」という大きな看板が掲げられている。
 事前にネットで調べたときここは、美保関コミュニティバスでは「万原バスターミナル」という名称で、乗り入れている一畑バスでは「美保関ターミナル」という名称。同じ場所なのにバス会社によって「看板」とは異なるさまざまな名称がつけられている。混乱のもとだ。
 ここらへんは万原地区なので地元の人はこれでよいかもしれないが、よそ者には迷惑千万。

11:50(遅11:51)美保関ターミナル発→(一畑バス美保関ターミナル線)→12:26(遅12:27)南殿町着

 松江市内で市営バスに乗り換えれば松江しんじ湖温泉まで行けるはずだったが、あまり遠くなさそうだし、バス時刻を調べておくのもたいぎだった。
 南殿町からゆっくり歩いて20分ほどで松江しんじ湖温泉に着いた。ガラス張りの立派なターミナル駅だ。ここで一休みし、出雲大社行き乗車券(810円)を買って入場。

13:36松江しんじ湖温泉発→(一畑電車北松江線・大社線)→14:37出雲大社前着

 徐々に天気が悪くなり、出雲大社駅に着いたときはザーザー降りに。
 一畑電車大社線の乗りつぶし完了。


出雲大社前駅

出雲大社・下り参道

 雨合羽の上下を着込んで出雲大社の下り参道へ。


出雲大社・本殿など

 平成の大遷宮、縁結びの神様とくれば、観光客は多くて当然か。

 出雲大社前駅に戻り、電鉄出雲市行き乗車券(490円)を買って入場。

16:01出雲大社前発→(一畑電車大社線)→16:12(遅16:14)川跡着
16:17川跡発→(一畑電車北松江線)→16:26電鉄出雲市着

 電鉄出雲市駅に着き、一畑電車北松江線の乗りつぶし完了。

 往復乗車券(弘前〜出雲市)の「かえり券」で出雲市駅に入場(「ゆき券」の米子から出雲市まで不乗)。

16:34(遅16:36)出雲市発→(JR山陰本線)→17:15(遅17:16)松江着

 松江駅で途中下車。

2014/09/07

 5日目。
 伯備線で岡山へ戻る。
 途中、備中高梁に立ち寄る。

 「かえり券」で松江駅に再入場。

07:03(遅07:07)松江発→(JR山陰本線・伯備線)→09:48(遅09:51)新見着
09:57新見発→(JR伯備線)→10:35備中高梁着

井倉峡(井倉〜方谷)

 井倉駅を出てまもなく、川沿いに岩が露出しているところが見えた。
 ここは井倉峡の端の方で近くに鍾乳洞もあるという。

 備中高梁駅で途中下車し、邪魔な荷物を駅のコインロッカーへ。
 北へ少し進むとこんもりとした山の頂上に城が小さく見えた。それは、標高430メートルの臥牛山山頂にそびえる備中松山城。


武家屋敷と臥牛山

 武家屋敷まで進むと、山頂の城は木立に隠れて見えなくなった。

 備中高梁駅に戻って「かえり券」で再入場し、11:52発岡山行き普通列車に乗り込んで荷物を降ろしたらやたら軽い。荷物をコインロッカーに入れたまま乗り込んでしまったのだ。急いで下車して改札を出てコインロッカーから荷物を回収したときは、岡山行きは出発した後だった。
 乗車できたのは、その37分後の列車だった。

12:29(遅12:30)備中高梁発→(JR伯備線)→13:01(遅13:03)倉敷着

 倉敷駅で途中下車し、水島臨海鉄道・倉敷市駅へ向かった。
 水島臨海鉄道線は、終点三菱自工前発着の列車は数が少ない。

13:20倉敷市発→(水島臨海鉄道水島本線)→13:43水島着

 乗車した列車は、終点・三菱自工前駅の1駅手前・水島駅止まり。
 そこから徒歩約16分で三菱自工前駅にたどりついた。


水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅

 ここは、三菱自動車の工場などが建ち並ぶ工場地帯で、民家や商店など見当たらない。
 さっき乗ってきた列車が回送で三菱自工前駅の向こうまで進んで待機し、発車時刻直前に駅に入線してきた。

14:08三菱自工前発→(水島臨海鉄道水島本線)→14:34倉敷市着

 水島臨海鉄道水島本線の乗りつぶし完了。


倉敷市美観地区

 倉敷市の美観地区は、重伝建。あまりに有名でTVでもたびたび紹介されるし、いつでも訪問できそうなところにあるので、訪問意欲は希薄だった。
 でも時間に余裕はあるし後学のためにもやはり一度は見ておこうか、と思い直し、美観地区を訪れた。
 ここは、蔵造りなど古い街並みが面的広がりを持ってよく保全されていて、やはりすばらしい。観光客の数もおびただしかった。

 倉敷駅に戻り、「かえり券」で再入場。

15:31(遅15:37)倉敷発→(JR山陽本線)→15:49(遅15:55)岡山着

 岡山駅で途中下車。
 岡山の路面電車は、これまでも何回か乗りつぶしの機会があったがいつでも乗れると思うとつい後回しになる、そんな路線だった。
 今日は時間に余裕がある。宿に荷物を置いてから乗りに行くとしよう。

16:53岡山駅前発→(岡山電気軌道東山本線)→17:10東山着

 岡山駅前から東山行きに乗車し、信号待ちのときに運転士から1日乗車券(400円)を購入。乗りつぶしのためには柳川電停での乗り継ぎを利用しても運賃を3回支払う必要がある(140円×3=420円)。1日乗車券はそれより20円お得となる。

 岡山電気軌道東山本線の乗りつぶし完了。


岡山電気軌道東山本線・東山電停

 終点・東山電停の前方、小高いところにある東山公園に上がって振り向くと、逆光の中に東山電停が見えた。

17:25東山発→(岡山電気軌道東山本線)→17:43岡山駅前着
17:46岡山駅前発→(岡山電気軌道東山本線・清輝橋線)→17:59清輝橋着

 岡山電気軌道清輝橋線の乗りつぶし完了。

18:10清輝橋発→(岡山電気軌道清輝橋線・東山本線)→18:25岡山駅前着
2014/09/08

 6日目。
 山陽電気鉄道線などを乗りつぶしながら山陽本線と東海道本線で大阪へ戻り、京阪電気鉄道京阪本線の一部と大阪市交通局長堀鶴見緑地線を乗りつぶす。

 「かえり券」で岡山駅に再入場。

07:07岡山発→(JR山陽本線)→08:34姫路着

 姫路駅で途中下車し、山陽姫路駅へ向かった。

08:44山陽姫路発→(山陽電気鉄道本線)→08:48飾磨着
08:52飾磨発→(山陽電気鉄道網干線)→09:08山陽網干着

 山陽電気鉄道網干線の乗りつぶし完了。

09:17山陽網干発→(山陽電気鉄道網干線)→09:32飾磨着
09:38飾磨発→(山陽電気鉄道本線、阪神電気鉄道神戸高速線・本線)特急→10:34(遅10:35)神戸三宮着

 山陽電気鉄道本線、阪神電気鉄道神戸高速線の乗りつぶし完了。
 ここを乗りつぶしたのは、将来「スルッとkansai」で関西私鉄を乗りつぶしていったとき乗り残しそうな路線であるため。

 JR三ノ宮駅を北へ進んだあたりのドトールで一服。

 「かえり券」で三ノ宮駅に入場(姫路から三ノ宮まで不乗)。

11:23三ノ宮発→(JR東海道本線)新快速→11:43大阪着

 大阪駅で途中下車し、ぶらぶらと淀屋橋駅まで歩いてみた。大阪の土地勘はほとんどないので、街並みを少しでも眺めておこうと思ったのだ。

12:30淀屋橋発→(京阪電気鉄道京阪本線)特急→12:37京橋着

 京橋北口バス停の場所と発車時刻を確認してから激安の食堂「もとや」を再訪。てんぷら定食(380円)を食って満足した。

13:39京橋北口発→(大阪市交通局バス36系統)門真南行き→14:17(遅14:22)地下鉄門真南着

 京橋から門真南へは、バスの方が少し安くて遅く、地下鉄の方が少し高くて早いので、素直に地下鉄で移動すべきだったかもしれない。

14:33門真南発→(大阪市交通局長堀鶴見緑地線)→15:04大正着

 大阪市交通局長堀鶴見緑地線の乗りつぶし完了。
 将来「スルッとkansai」で大阪近辺の地下鉄などを効率よく乗りつぶそうとすると、どうしてもこの長堀鶴見緑地線がぽつんと残ることになる。それなら、あらかじめここを乗りつぶしておけばいいだろう。そう考えてここを乗りつぶした。

15:14大正発→(JR大阪環状線)→15:20新今宮着
2014/09/09

 7日目。
 伊豆箱根鉄道十国鋼索線を乗りつぶしながら新幹線などで弘前へ帰る。

06:03新今宮発→(JR大阪環状腺・東海道本線[梅田貨物線])快速→06:21新大阪着

 「かえり券」で新大阪駅に入場(大阪から新大阪まで不乗)。

07:17新大阪発→(JR東海道新幹線)ひかり508号→08:46豊橋着
09:02豊橋発→(JR東海道新幹線)こだま636号→10:31熱海着

 熱海駅で途中下車し、バスで十国峠へ。

10:48熱海駅発→(伊豆箱根バス)元箱根行き→11:26(早11:24)十国峠登り口着
11:35十国登り口発→(伊豆箱根鉄道十国鋼索線)→11:38十国峠着

 伊豆箱根鉄道十国鋼索線の乗りつぶし完了。
 この路線は、2013年7月に箱根を訪れたとき、その存在に気づかなくて乗りそこねたもの。
 訪れてみると、熱海からバス1本で行けるあっけないところだった。


十国峠・北西方向に富士山

 十国峠では、天気よく眺めよく気分よし。


十国峠・東方向に湯河原や真鶴
11:50十国峠発→(伊豆箱根鉄道十国鋼索線)→11:53十国登り口着
12:00十国峠登り口発→(伊豆箱根バス)→12:35(早12:33)熱海駅着

 「かえり券」で熱海駅に再入場。

12:45熱海発→(JR東海道本線)→14:06横浜着

 横浜駅で途中下車し、カメラのキタムラでフィルムを現像に出し、近くのドトールで一服。
 カメラのキタムラに戻ってフィルムなどを受け取り、「かえり券」で横浜駅に再入場。
 時間にだいぶ余裕があるし疲れてもきたので、上野まで乗換不要な京浜東北線に乗車した。

15:57横浜発→(JR東海道本線・東北本線)京浜東北線→16:43上野着

 上野駅で途中下車。
 アメ横の天やで夕食とした。
 「かえり券」で再入場。

18:26上野発→(JR東北新幹線)はやぶさ31号→21:37新青森着
21:46(遅21:48)新青森発→(JR奥羽本線)→22:20(遅22:21)弘前着

乗りつぶした路線・区間
智頭急行智頭線(全区間:上郡〜智頭)
若桜鉄道若桜線(全区間:郡家〜若桜)
JR因美線(全区間:東津山〜鳥取)
JR津山線(全区間:岡山〜津山)
JR境線(全区間:米子〜境港)
JR伯備線(全区間:倉敷〜伯耆大山)
一畑電車大社線(全区間:川跡〜出雲大社前)
一畑電車北松江線(全区間:松江しんじ湖温泉〜電鉄出雲市)
水島臨海鉄道水島本線(全区間:倉敷市〜三菱自工前)
岡山電気軌道東山本線(全区間:岡山駅前〜東山)
岡山電気軌道清輝橋線(全区間:柳川〜清輝橋)
山陽電気鉄道網干線(全区間:飾磨〜山陽網干)
山陽電気鉄道本線(全区間:西代〜山陽姫路)
阪神電気鉄道神戸高速線(全区間:元町〜西代)
阪神電気鉄道本線(神戸三宮〜元町)
京阪電気鉄道京阪本線(京橋〜淀屋橋)
大阪市交通局長堀鶴見緑地線(全区間:大正〜門真南)
伊豆箱根鉄道十国鋼索線(全区間:十国登り口〜十国峠)


トップ

Copyright (C) 2014 TurtleNeck. All rights reserved.