乗りつぶし 第14話 2009/11/7-9 北陸
(2009/11/10記)
(2009/11/11更新)

 大人の休日倶楽部会員パス利用、2泊3日の白川郷と高山の観光旅行をもちかけたらカミサンは、ほいほい乗ってきた。
 挙句、東尋坊も兼六園も見たいと言い出す。

 ルートは、東尋坊、兼六園、白川郷、高山の順とした(逆ルートだと日没後の訪問先が生じたりして、うまくいかない)。
 往きは、新幹線を乗り継いだほうが早く行けるのだが、カミサンの所望により日本海沿いを走る「いなほ」に乗ることにした。

 乗りつぶしは、えちぜん鉄道三国芦原線だけ。

訪問年月日記        事
2009/11/07

 いなほ8号は、いつもはすいているのだが、大人の休日倶楽部会員パスの利用期間ということもあってか、乗客はけっこう多かった。

06:37弘前発→(JR奥羽本線・羽越本線・白新線)いなほ8号→12:47新潟着

 新潟市の位置情報は、2007年4月に政令市になったため「区」がつくものに変化していた。

13:02新潟発→(JR信越本線・北陸本線)北越6号→16:02富山着

 「月世界」という菓子は、地方からの注文でも買えるらしいが、やはり現地で買いたい。
 富山に着いてすぐ駅ビル2階へ行き、こないだ7月の旅行に引き続き、三たび「月世界」を買い求め、喫茶店で一休み。
 一服しながらネットで、蟹を出す店を探し求めた。

北緯36.41.52東経137.13.01富山県富山市明輪町
 陽が沈むころ、2004/1/25に見たJ-PHONEの針金アンテナが駅ビル屋上にまだあるのを見届けてから駅前近くの蟹を出す店へ飛び込み、そこで夕食とした。

18:13富山発→(JR北陸本線)しらさぎ16号→19:39福井着

 19:31:44 J-SH09に「位置情報なし」との表示。経緯度は、「北緯00.00.00東経000.00.00」。
 ないとなるとどこだか気になるが、どうにもならない。
 そういえば、以前もどこかで「位置情報なし」に遭遇した気がする。

2009/11/08

右手の高架は、建設中の北陸新幹線。

 福井駅でえちぜん鉄道に乗車するとき、ホームのベンチに座る異様な人物(?)を発見。

ここで、フィルムスキャナに異状発生(ついにお陀仏かも)。以下、フィルムを写真屋でCD化したものから編集したため、一部色調がケバい。

 それは、乗客ではなくて恐竜のImitationだとは、アメリカンジョークか? 笑って済まそう(笑)。

06:51福井発→(えちぜん鉄道勝山永平寺線・三国芦原線)→07:43三国港着

 三国芦原線の終点・三国港駅から東尋坊までは、徒歩20分以上かかるらしい。
 8:39に東尋坊を発つバスに乗るのだから時間はあまりないわけで、昨夜のうちに三国港駅にタクシーを手配しておいた。

 タクシーは、7分ほどで京福バス東尋坊バス停に着いた。

 東尋坊は、海食によって海岸の岩肌が削られてできた崖。

 崖下には、遊覧船が停泊。

 横からながめると、思ったほど急な崖にも見えない。高さは25mだというから、並みのアングルトラス鉄塔より低いわけで。

08:39(遅08:41)東尋坊発→(京福バス)→09:16(遅09:19)芦原温泉駅着
09:26芦原温泉発→(JR北陸本線)しらさぎ51号→10:04金沢着

 金沢駅に着き、金沢百番街(ふれあい館)のコインロッカーに荷物を押し込み、予約してあった白川郷行きのバス券を買い求め、兼六園へ向かった。

10:15金沢東口発→(北陸鉄道バス錦町(橋場町)線)→10:24(遅10:27)兼六園下着

 兼六園は、観光客が大勢。
 位置情報は、「北緯36.33.40東経136.39.24石川県金沢市香林坊」が優勢。

 ここは、加賀藩・前田家が造った広い庭で、金沢城址に隣接。

 茶室のある時雨亭は、休憩場所として利用されている。

 兼六園下のそば屋で早めの昼食。
 時間がなくなってきたので、タクシーで駅へ向かい、発車5分前に白川郷行きのバスに乗り込んだ。
 乗客は、思ったより少なく、約10名。

12:35金沢発→(北陸鉄道バス白川郷・金沢線)→13:50(遅13:53)白川郷着

 再びやってきた白川郷、紅葉の時期は、すでに過ぎたようだった。

 おや、いつの間にかカミサンは、消えた。羽でも生えてどこかへ飛んでいったか。

 ここは、神田家だったかな。

 わずかに、村の避難場所の紅葉がちょうど見ごろ。

 消えたカミサンは歩き疲れたのかケータイで、もうバス乗り場へ戻るだと。
 あまりはしゃいで歩き回るからそうなるのだ。

 そういえば、通りに面して飛騨牛コロッケの店頭販売があったはず。
 その店を見つけ出し、1個\200で購入。
 少し大きめで、昔なつかしいじゃがいもコロッケの味で、スパイスもうまく効いていて、これは絶妙においしい。

 バス乗り場まで戻ってきたらだいぶ陽が傾いていたが、観光客はどこから沸いてくるのか、次から次へと「であい橋」を渡って合掌造りの集落へ向かっていく。

 当然のように、観光案内所も合掌造り。

 高山行きのバスに乗り込んだら、乗客は約20名だった。
 バスが白川郷の西側に面する山の中腹を高速道路めがけて上っていく途中、ケータイらしきアンテナと鉄塔が2つ、ちらっと見えた。
 これらは、下からは見えなかった。景観に配慮して見えにくくしているのかもしれない。
 位置情報は、「北緯36.15.37東経136.54.18岐阜県大野郡白川村大字鳩谷」。

16:00白川郷発→(濃飛バス白川郷・金沢線)→17:00(遅17:03)高山着
2009/11/09

 高山市内を南から北へ流れる宮川を渡るとそこは、朝市が立っていた。

 野菜など家庭用の商品を売るテントもあれば、観光客用のみやげ物店もある。

 駅に戻ってコインロッカーに荷物を押し込み、街中へ向かった。

 陣屋(お代官さまが威張っていたお役所)を背にして中橋に立つと、古い町並みが見えてきた。
 やはり、観光客が多い。

 みやげ物屋のほか、飲食店やコロッケの店頭販売、造り酒屋など様々な店が建ち並んでいる。

 高山から猪谷までは、大人の休日倶楽部会員パスの守備範囲外なので、猪谷までの乗車券を買い求め、帰途についた。

12:30高山発→(JR高山本線)→13:33猪谷着

 岐阜・富山の県境付近は、紅葉が見ごろ。


右のホームは、手前が高山から乗ってきたジーゼル2両編成で、
奥の緑色の車体が富山行きのジーゼル1両編成。
左のホームは、富山発名古屋行き特急ワイドビューひだ14号。

 猪谷駅で富山行きへ乗り換え。
 ホームは1面。
 同じホームの同じ番線にあっち行きとこっち行きが入線する風景は、前に北海道で経験があるが、やはり珍しい。
 そうしたら、あいているホームに特急が入ってきた。

 ここ猪谷駅からは以前、神岡鉄道が走っていたが、数年前に廃止された。

13:43猪谷発→(JR高山本線)→14:33富山着
14:50富山発→(JR北陸本線・信越本線、北越急行ほくほく線、JR上越線)はくたか17号→16:54越後湯沢着
17:02越後湯沢発→(JR上越新幹線)とき336号→17:54大宮着
18:22大宮発→(JR東北新幹線)はやて29号→20:59八戸着
21:18八戸発→(JR東北本線・奥羽本線)つがる29号→22:55弘前着

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