乗りつぶし 第22話 2012/12/9-16 四国東
(2012/12/19記)

 四国は、数年前に本四備讃線(瀬戸大橋線)経由で松山あたりまで行ったことがあるだけ。
 出発地は弘前で、旅行日程は8〜10日くらいで、経費はなるべく少なく押さえ、観光も少ししよう。そんなことを思いながら、四国を乗りつぶす方法を考えてみた。

[1]周遊きっぷ(四国ゾーン)利用の場合四国ゾーン内の有効期間は5日で、特急自由席にも乗車できる。
乗りつぶしは、その5日間で完了できるかもしれない。
忙しい旅行になりそう。
観光する余裕は、ないかもしれない。
[2]青春18きっぷ利用の場合普通列車中心となるため、乗りつぶしにかかる日数は、[1]の場合より多くなる。
乗りつぶしには2回の旅行が必要となるため、経費は[1]の場合より多くなる。
観光する余裕は、ありそう。

 [1]と[2]について検討していくうち、徳島・室戸・高知きっぷ(4,900円)というお得なきっぷを発見。徳島から室戸岬経由で高知まで、またはその逆ルートを、鉄道とバスであと戻りなしで進めばよいというもの。特急自由席にも乗車でき、有効期間は2日。

 青春18きっぷと徳島・室戸・高知きっぷを利用してまず四国の東半分を乗りつぶし、残りの西半分は次の機会にしよう。どうせなら、乗車済みの瀬戸大橋ルートは通らず、明石海峡大橋ルートと宇野・高松フェリールートを使って四国内は一筆書きに近い行程にしよう。そう決めた。

 高速バス(弘前〜上野/片道5,000円/往復で2日)、青春18きっぷ(11,500円/5日)、徳島・室戸・高知きっぷ(4,900円/1日)で、計8日の旅。
 乗りつぶす路線・区間は、JRでは和歌山線(橋本〜王寺)、桜井線、おおさか東線、宇野線(茶屋町〜宇野)、予讃線(宇多津〜高松)、高徳線、土讃線(多度津〜琴平、佃〜高知)、鳴門線、徳島線、牟岐線を、私鉄では愛知環状鉄道(岡崎〜新豊田、八草〜高蔵寺)、名古屋ガイドウェイバス、伊賀鉄道、近鉄の道明寺線と長野線、琴平電鉄、四国ケーブル[通称:八栗ケーブル]、阿佐海岸鉄道阿佐東線、土佐くろしお鉄道阿佐線[通称:ごめん・なはり線]、土佐電鉄を想定。

訪問年月日記        事
2012/12/09

 高速バスで上野へ向かう。

09:20弘前BT発→(弘南バス青森-上野線)[スカイ号]上野行き→18:50(早18:18)上野駅前着

 東北自動車道は、一面雪景色。
 雪が見えなくなったのは、郡山を過ぎたあたり。
 全国的に冷え込んでいるようで、休憩地の紫波SA(岩手県)、国見SA(福島県)、佐野SA(栃木県)は、どこも寒かった。

 上野駅前に着き、アメ横を散策。AGRAのカレーで夕食とした。

19:24新御徒町発→(首都圏新都市鉄道常磐新線[つくばエクスプレス])→19:27浅草着
2012/12/10

 青春18きっぷ1日目。
 東海道本線で大阪へ向かう。途中、愛知環状鉄道と名古屋ガイドウェイバスを乗りつぶす。

05:54浅草発→(首都圏新都市鉄道常磐新線[つくばエクスプレス])区快→05:59秋葉原着
06:13秋葉原発→(JR東北本線)山手線→06:17東京着
06:34東京発→(JR東海道本線)→08:39沼津着
08:42(遅08:44)沼津発→(JR東海道本線)→10:52(遅10:57)浜松着

 静岡あたりで「東海道新幹線は、大垣、米原付近で雪のため、遅れている」との車内放送あり。
 ネットの遅延情報だと、在来線も遅れているようだ。

 浜松に着き、駅のドトールで一服。

11:20浜松発→(JR東海道本線)→11:54豊橋着
12:03(遅12:06)豊橋発→(JR東海道本線)→12:25(遅12:28)岡崎着

 新所原や岡崎では、小雪がちらついた。太平洋側での雪は珍しい。

12:49岡崎発→(愛知環状鉄道愛知環状鉄道線)→13:49高蔵寺着

 愛知環状鉄道の乗りつぶし完了。


名古屋ガイドウェイバス(高蔵寺駅)
後輪のすぐ後ろに小さな案内輪が見える。

 名古屋ガイドウェイバスは、一般道を走るときは路線バスで、小幡緑地〜大曽根のガイドウェイ(案内軌条)を走るときは鉄道という不思議な乗物。ガイドウェイの区間では、バス・後輪のすぐ後ろに設置された小さな案内輪が案内軌条をたどって進む。

14:15高蔵寺発→(名古屋ガイドウェイバス[ゆとりーとライン/平面区間]・ガイドウェイバス志段味線[ゆとりーとライン/高架区間])小幡緑地経由大曽根行き→14:50大曽根着

 ガイドウェイの区間は、高架で見晴らしがよかった。
 終点・大曽根に着いてエスカレーターで地上に降りるときは、まぎれもなく鉄道駅の雰囲気だった。
 名古屋ガイドウェイバスの乗りつぶし完了。

15:00(遅15:03)大曽根発→(JR中央本線)区快→15:12(遅15:16)名古屋着
15:30名古屋発→(JR東海道本線)快速→16:01(遅16:05)大垣着
16:09大垣発→(JR東海道本線)→16:45米原着

 名古屋から米原あたりまでは、積雪があったが列車の遅れはわずかだった。

16:48米原発→(JR東海道本線)新快速→18:13大阪着
18:19(遅18:20)大阪発→(JR大阪環状線)左回り→18:36(遅18:37)新今宮着
2012/12/11

 青春18きっぷ2日目。
 近鉄道明寺線・長野線、JR和歌山線(橋本〜王寺)・桜井線・おおさか東線を乗りつぶし、舞子から高速バスで四国へ渡って鳴門線を乗りつぶし、徳島へ向かう。途中、奈良に立ち寄る。

05:53新今宮発→(JR関西本線)→06:13柏原着

 まだ夜明け前。あたりは暗い。
 JR柏原駅構内の案内板を見て方角を確かめ、改札を出て近鉄柏原駅を目指したが、駅はどこにも見当たらない。
 通りかかった人に訊ねたら、近鉄はJRと一緒に入っていますよと言う。急いで駅に戻ったら、遠慮がちに地味に近鉄のホームもあった。
 あの案内板は、駅構内の位置関係を示したものだったのか。

06:37柏原発→(近畿日本鉄道道明寺線)→06:41道明寺着

 近鉄道明寺線の乗りつぶし完了。

06:59道明寺発→(近畿日本鉄道南大阪線・長野線)準急→07:21河内長野着

 近鉄長野線の乗りつぶし完了。

07:35河内長野発→(南海電気鉄道高野線)急行→07:59橋本着

 橋本駅は、JRと南海電鉄との共用駅。2010/8/31に訪れたときは、工事中のためホームは狭苦しかった。 

08:11橋本発→(JR和歌山線)→09:20王寺着

 和歌山線で乗車した電車は、天井に扇風機のある年代物。駅ではドアは開けっ放しだし、走行中はガタガタにゆるんだ窓のすきまから風がぴゅーぴゅー入り込む。足元の暖房は、殆ど役に立たない。乗客は、みんな鼻をぐすぐす言わせている。まるで、我慢くらべでもやらされているみたいだった。
 和歌山線の乗りつぶし完了。

09:43王寺発→(JR和歌山線)→09:59高田着

 高田駅の改札で下車印を求めたら駅員は、「青春18きっぷに下車印は無意味」と言い出す。「記念にもらっているのだから、もしあればなんとか」とお願いしても、「下車印は、ない」とそっけない返事。
 ないなら仕方ない。さっさと立ち去り、一休み。

10:24高田発→(JR桜井線)→11:11(早11:10)奈良着

 桜井線で乗車した電車も和歌山線同じようなもので、やはり寒かった。
 桜井線の乗りつぶし完了。

 余談、北海道だと列車内は暖かくて当然だ。なにせ、昔から二重窓だし、暖房も強い。
 一方、関西や首都圏だと列車内は寒くて当然だ。なにせ、駅に着いたらドアは開けっ放しだし、暖房も弱い。

 奈良駅に降り立ったところ、三条通りは拡幅工事中。
 以前あった漬物屋など古い家は減り、いよいよ風情がなくなっているように感じた。


興福寺五重塔

 興福寺を訪れるのは、2回目。五重塔の古さと貫禄がお気に入り。

 家庭用に奈良漬を購入(今西本店)。

12:47奈良発→(JR関西本線)大和路快速→13:14久宝寺着
13:24久宝寺発→(JRおおさか東線)→13:37放出着

 おおさか東線の乗りつぶし完了。

13:38放出発→(JR片町線・JR東西線)→14:03尼崎着
14:11尼崎発→(JR東海道本線・山陽本線)→14:52舞子着

 バス停・高速舞子は、JR舞子駅と山陽電鉄舞子公園駅をオーバークロスする高速道路上にあり、高さは地上6階。2階から4階へはエスカレーターで上がれるが、そこから上は階段で上がるのみ。ここでは、明石海峡大橋を通って淡路島やその先の四国へ向かうバスが多数発着している。

15:40高速舞子発→(高速バス徳島-神戸線)[阪神バス]徳島行き→16:35(早16:27)高速鳴門着

 バスに乗車したところ、乗客はわずか10人程度だった。
 予約なしで乗り込んだ乗客もいた。

 バスは明石海峡大橋を渡って淡路島に入ってからもわりと高台を多く走り、眺めはとてもよかった。


スロッピー

 バス停・高速鳴門で下車し、以前テレビで紹介されたスロッピーを拝見。それは、数人しか乗れない小さな箱で、地上から高架のバス停までモノレールの上を走行。無料で乗車できる。

 高速鳴門からJRの鳴門駅までは、徒歩13分と見込んだところ、迷いながら歩いたため20分もかかった。


日没直後の鳴門駅ホーム
17:18鳴門発→(JR鳴門線・高徳線)→17:55徳島着

 鳴門線の乗りつぶし完了。

 徳島駅のみどりの窓口へ行き、明日使う予定の徳島・室戸・高知きっぷを購入した。

2012/12/12

 徳島・室戸・高知きっぷで、JR牟岐線、阿佐海岸鉄道阿佐東線、土佐くろしお鉄道阿佐線を乗りつぶし、土佐電鉄を一日乗車券で乗りつぶして高知へ向かう。途中、室戸岬と奈半利に立ち寄る。

06:50徳島発→(JR牟岐線)→09:09海部着

 牟岐線の乗りつぶし完了。


海部駅
(左)JR牟岐線(右)阿佐海岸鉄道阿佐東線
09:11海部発→(阿佐海岸鉄道阿佐東線)→09:22甲浦着

阿佐東線(トンネル内)
車両の天井にイルミネーション

 阿佐東線は、比較的新しい路線で、殆どすべて高架。2駅進むと終点となる。
 乗車した車両は、天井にイルミネーションが点灯していた。

 阿佐東線の乗りつぶし完了。

 この地域の鉄道は当初、徳島から室戸経由で高知まで結ぶ計画だったという。
 現時点では、甲浦から奈半利までは、鉄道はまだ建設されていない。


阿佐東線終点・甲浦駅
09:59(遅10:04)甲浦駅発→(高知東部交通バス)安芸営業所行き→10:49(早10:48)室戸岬着

 甲浦から室戸岬まで乗車したバスは、ひたすら海岸線を走った。人家は少ない。乗客はごくわずかだった。


夫婦岩

 たまに奇岩が見えたりした。


室戸岬(展望台から)

 室戸岬は、道路の脇に岩礁が点在するような地形で、わりと平坦。


室戸岬(岩礁から)
(山頂の白い物体)室戸埼灯台
(中腹右の白い物体)展望台
(裾野の像)中岡愼太郎の像

 その岩礁付近から振り返ると、山がそびえ立ち、中腹には展望台が、頂上には灯台が見えた。

11:51室戸岬発→(高知東部交通バス)安芸営業所行き→12:44(早12:43)奈半利駅着

 室戸岬から少し進んだあたりに室戸市の中心街があり、そこから先は人家が殆ど途絶えず続いた。室戸岬からな梁までの乗客は、ごくわずかだった。

 奈半利は、古い家が数多くあることがBS放送で紹介され、立ち寄る気になった。
 町を歩いて数軒の古い家を回ってみたみたところ、由緒を書いた表示板がある程度で、まだあまり観光地化されていないようだった。


野村家住宅

森家住宅

斎藤家住宅

竹崎家住宅

浜田家住宅

西尾家住宅

東山家住宅

終点・奈半利駅

 奈半利駅を裏から眺められる場所があった。
 高架がぷつんと切れているのがよく見えた。

14:01奈半利発→(土佐くろしお鉄道阿佐線[ごめん・なはり線])快速→15:00後免着

 土佐くろしお鉄道阿佐線も比較的新しい路線で、その大半は高架だった。
 阿佐線の乗りつぶし完了。

 さて、徳島・室戸・高知きっぷでは、あと戻りできない。
 いったん改札を出て、土佐電鉄との接続駅・後免町までの乗車券を購入した。

15:03後免発→(土佐くろしお鉄道阿佐線[ごめん・なはり線])→15:06後免町着

 土佐電鉄は、いわゆる路面電車。存続が危ぶまれているらしい。
 後免町駅で一日乗車券(800円)を購入し、電車に乗り込んだ。

15:21後免町発→(土佐電気鉄道後免線)→15:56(遅15:57)はりまや橋着

道路と並走する土佐電鉄の軌道(後尾から)

 道路と並走する専用軌道の区間もあった。

16:00(遅16:03)はりまや橋発→(土佐電気鉄道桟橋線)→16:10(遅16:13)桟橋通五丁目着

 桟橋通五丁目から桂浜まですぐだろうと思って歩き始めたら、道路標識に「桂浜10km」との表示。直ちに退散。

16:17(遅16:22)桟橋通五丁目発→(土佐電気鉄道桟橋線)→16:26(遅16:32)はりまや橋着
16:37(遅16:38)はりまや橋発→(土佐電気鉄道伊野線)→17:25(遅17:28)伊野着

 伊野に着いたときは、日没後だった。

17:31伊野発→(土佐電気鉄道伊野線)→18:17はりまや橋着
18:19(遅18:20)はりまや橋発→(土佐電気鉄道桟橋線)→18:24(遅18:27)高知駅前着

 土佐電鉄の乗りつぶし完了。

2012/12/13

 青春18きっぷ3日目。
 JR徳島線・高徳線、四国ケーブルを乗りつぶし、琴平へ向かう。途中、屋島に立ち寄る。

05:28高知発→(JR土讃線)→07:50阿波池田着

 高知を出て土讃線を1時間ほど進んだあたりで空が白みはじめた。
 山が深くて景色がよい。


大歩危駅

 途中、大歩危駅では、「かずら橋」を模したオブジェが置かれていた。
 彼方を眺めると、山の急斜面にも民家や車が見える。こんなところにも住むのか、と驚いた。

07:53阿波池田発→(JR土讃線・徳島線・高徳線)→10:03(早10:02)徳島着
10:18(遅10:19)徳島発→(JR高徳線)→12:19古高松南着

 古高松南から四国ケーブルの乗り場まで、バスなど公共交通機関はない。徒歩約30分かかるらしい。斜面だから、復路ではそうだとしても往路ではもっと時間がかかるだろう。
 体力も時間も不足なので、やむなくタクシーを呼び、降りるときに帰りのぶんも予約した。往路は860円、復路は940円だった(復路の方が高いのは、一方通行区間があって遠回りとなるため)。

12:45八栗登山口発→(四国ケーブル[八栗ケーブル])→12:49八栗山上着

四国85番札所・八栗寺

 四国ケーブルで上った先は、四国85番札所・八栗寺だった。

13:30八栗山上発→(四国ケーブル[八栗ケーブル])→13:34八栗登山口着
14:14(遅14:18)古高松南発→(JR高徳線)→14:16(遅14:20)屋島着

 屋島は見晴らしがよいと聞いたので、訪ねてみた。ここでは、JR屋島駅・琴電屋島駅と屋島山上を結ぶ「ことでん屋島山上シャトルバス」が運行されている(100円)

14:37(遅14:39)JR屋島駅発→(ことでん屋島山上シャトルバス)→14:55(早14:52)屋島山上着

四国84番札所・屋島寺

 屋島山上は、一周できるようになっている(15〜20分)。その中に、四国84番札所・屋島寺があった。


屋島山上からの眺め

 屋島は、もともと島だったのが江戸時代に塩田などで埋め立てられて四国本土と地続きになったのだという。
 話に聞いたとおり、屋島山上からの眺めはなかなかよかった。

16:05屋島山上発→(ことでん屋島山上シャトルバス)→16:22(早16:16)JR屋島駅着
16:32屋島発→(JR高徳線)→16:48高松着
17:23高松発→(JR予讃線)→18:00丸亀着

 知人と会食。

20:22丸亀発→(JR予讃線・土讃線)→20:51琴平着
2012/12/14

 青春18きっぷ4日目。
 金刀比羅宮に立ち寄ってから琴平電鉄を乗りつぶし、高松から四国フェリーで宇野へ渡り、宇野線(宇野〜茶屋町)を乗りつぶして大阪へ向かう。

 カメラなど少しの荷物だけ持ち、朝の6時少し前に琴平駅前から金刀比羅宮を目指した。氷点下くらいに寒いし、まだ暗い。夜明けは7時頃だから、上りつめたころに明るくなるだろう。
 石段は、脚を痛めないよう一歩一歩ゆっくりと上がって時々休んだ。意外なことに、暗い中にちらほらと人がいる。参拝客やらジョギングする人やら、みんな元気よさそうでうらやましい。
 40分ほどで785段を上り、ようやく本宮に到着。
 すると、さらに先に奥社があるようだ。時間はまだあるし、せっかくだから行ってみるか。
 30分ほどで583段を上がり、ようやく奥社に到着(計1,368段)。
 息は上がり、肩口は汗びっしょり。上着を脱いで汗を乾かしながら、夜明け風景や奥社を撮った。


夜明け
金刀比羅宮・奥社から

金刀比羅宮・奥社

 琴電琴平駅で一日乗車券を購入(1,200円)。

08:13琴電琴平発→(高松琴平電気鉄道琴平線)→09:07瓦町着
09:13瓦町発→(高松琴平電気鉄道長尾線)→09:46長尾着

長尾駅

 長尾駅の近くにある大川バス本社と琴電志度駅を結ぶコミュニティバスは、遠回りとなるものを除くと1日4本しかない。このため今日の乗継行程は、その中の10:45大川バス本社発のバスに照準を合わせ、あとは前後に展開して作り上げた。

10:45(遅10:46)大川バス本社前発→(さぬき市コミュニティバス志度-多和線)[大川バス]志度行き→11:07(遅11:08)琴電志度駅着

琴電志度駅
11:20琴電志度発→(高松琴平電気鉄道志度線)→11:55瓦町着
12:00瓦町発→(高松琴平電気鉄道琴平線)→12:05高松築港着

高松築港駅

 終点・高松築港駅では、ホームから高松城址がチラッと見えた。
 琴平電鉄の乗りつぶし完了。

 高松と宇野を結ぶフェリーは、しばらく前に国道フェリーが撤退し、四国フェリーだけとなった。
 国鉄時代は、宇高連絡線(宇野〜高松)が本州と四国を結ぶ幹線の一つだったのだが。

12:30(遅12:34)高松港発→(四国フェリー)→13:35宇野港着

四国フェリー、高松港を出港

鬼ケ島

 後部デッキで遠景を撮っていたら、親切そうなおじさんが近寄り、あれが鬼ケ島ですよ、と教えてくれた。

14:41宇野発→(JR宇野線)→15:04茶屋町着

 宇野線の乗りつぶし完了。

15:09茶屋町発→(JR宇野線)→15:29岡山着
15:41岡山発→(JR山陽本線)→16:48相生着
16:49相生発→(JR山陽本線)→16:59網干着
17:14網干発→(JR山陽本線・東海道本線)新快速→18:28大阪着
18:34(遅18:35)大阪発→(JR大阪環状線)関空快速→18:48(遅18:49)新今宮着

 気が向くままに新今宮駅から動物園前駅の方向へ散策。
 狭い商店街に入り込んだら、そこは昭和風情。カウンターだけの居酒屋はカラオケでガンガン盛り上がり、弁当屋は安い弁当を並べている。やがて、安いことで有名なスーパー玉出に遭遇。ここで、晩飯などを調達した。

2012/12/15

 青春18きっぷ5日目。
 JR関西本線経由で東京へ向かう。途中、伊賀鉄道を乗りつぶす。

06:14新今宮発→(JR関西本線)→07:02奈良着
07:13奈良発→(JR関西本線)→07:28加茂着
07:33加茂発→(JR関西本線)→08:12伊賀上野着
08:16伊賀上野発→(伊賀鉄道伊賀線)→08:23上野市着

上野市駅で青い電車からピンクの電車へ乗り換え

 伊賀鉄道は、上野市の前後で運行系統が異なり、多くの場合はここで乗り換えないと全区間に乗れない。

08:31上野市発→(伊賀鉄道伊賀線)→08:58伊賀神戸着
09:12伊賀神戸発→(伊賀鉄道伊賀線)→09:50(早09:49)伊賀上野着

 復路は、乗換なしで済む直通電車だった。
 伊賀鉄道の乗りつぶし完了。

10:14伊賀上野発→(JR関西本線)→10:59(早10:58)亀山着
11:24亀山発→(JR関西本線)快速→12:31(遅12:33)名古屋着
12:47名古屋発→(JR東海道本線)新快速→13:37(遅13:45)豊橋着

 豊橋には、踏切故障のため8分遅れて13:45に入線。いくら眺め渡しても、接続予定の13:41発らしき電車は見当たらない。見切り発車してしまったのだろう。
 入線時の車内放送では、乗換の具体的な番線・時刻等の案内はなかった。どうやらこの電車は、つんぼ桟敷に置かれたか。

 次の14:05発上り電車は、ここであぶれた乗客も乗り込んで混雑するかもしれない。
 そこで、一服する場所を浜松のドトールから豊橋のドトールに変更し、もう1本あとの14:23発上り電車に乗ることにした。

14:23豊橋発→(JR東海道本線)→14:57(遅14:58)浜松着
15:10浜松発→(JR東海道本線)→17:42(遅17:43)熱海着
17:48熱海発→(JR東海道本線)→19:40(早19:39)東京着
19:46東京発→(JR東北本線)京浜東北線→19:51御徒町着

 アメ横で食事処を物色するも、目ぼしい店に行き当たらない。仕方ないので、ラーメン屋のタンメンで夕食とした。

21:13新御徒町発→(首都圏新都市鉄道常磐新線[つくばエクスプレス])区快→21:16浅草着
2012/12/16

 高速バスで弘前に帰る。

07:52浅草発→(首都圏新都市鉄道常磐新線[つくばエクスプレス])→07:55新御徒町着

 新御徒町駅を出たところでドトールを見つけ、ここで一服。

 朝のアメ横を散策し、飲食店の位置などを確認してみた。

10:00(遅10:01)上野駅前発→(弘南バス青森-上野線)[スカイ号]青森行き→19:30(遅20:34)弘前BT着

 佐野SAでは、春のようなぽかぽか陽気だった(気温17度)。
 国見SAでは、涼しかった。

 仙台を過ぎてしばらくすると、古川IC〜築館ICは事故のため通行止め、との表示あり。まもなく乗務員からもその案内があり、一般道へ迂回すると言う。
 バスは、古川ICを出たところで渋滞に巻き込まれ、築館ICまで1時間少々かかった。

 前沢SAで臨時の休憩。外は寒い。
 花輪SAで臨時の休憩。外は寒い。

 弘前BTには、1時間少々遅れて着いた。

(乗りつぶした区間)
JR和歌山線(橋本〜王寺)
JR桜井線(全区間:奈良〜高田)
JRおおさか東線(全区間:放出〜久宝寺)
JR宇野線(茶屋町〜宇野)
JR予讃線(高松〜宇多津)
JR高徳線(全区間:高松〜徳島)
JR土讃線(多度津〜琴平、佃〜高知)
JR鳴門線(全区間:池谷〜鳴門)
JR徳島線(全区間:佃〜佐古)
JR牟岐線(全区間:徳島〜海部)
愛知環状鉄道愛知環状鉄道線(岡崎〜新豊田、八草〜高蔵寺)
名古屋ガイドウェイバスガイドウェイバス志段味線(全区間:大曽根〜小幡緑地)
伊賀鉄道伊賀線(全区間:伊賀上野〜伊賀神戸)
近畿日本鉄道道明寺線(全区間:道明寺〜柏原)
近畿日本鉄道長野線(全区間:古市〜河内長野)
高松琴平電気鉄道琴平線(全区間:高松築港〜琴電琴平)
高松琴平電気鉄道志度線(全区間:瓦町〜琴電志度)
高松琴平電気鉄道長尾線(全区間:瓦町〜長尾)
四国ケーブル(全区間:八栗登山口〜八栗山上)
阿佐海岸鉄道阿佐東線(全区間:海部〜甲浦)
土佐くろしお鉄道阿佐線(全区間:後免〜奈半利)
土佐電気鉄道伊野線(全区間:はりまや橋〜伊野)
土佐電気鉄道後免線(全区間:はりまや橋〜後免町)
土佐電気鉄道駅前線(全区間:はりまや橋〜高知駅前)
土佐電気鉄道桟橋線(全区間:はりまや橋〜桟橋通五丁目)


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