乗りつぶし 第12話 2009/6/25-27 立山黒部アルペンルート
(2009/06/28記)

 おととし2007年に台風接近のため断念した立山黒部アルペンルート、松本電鉄、JR大糸線などの乗りつぶしに、大人の休日倶楽部会員パスで出かける。

 ただ今回は、黒部はぜひ見ておきたいというカミサンの申し出を受け入れ、軽井沢や長野・善光寺、松本城などにも立ち寄れるようにサービスしたため、いささか弥次喜多道中ぽい。

訪問年月日記        事
2009/06/25
07:06弘前発→(JR奥羽本線・東北本線)つがる8号→08:45八戸着
08:57八戸発→(JR東北新幹線)はやて8号→11:42大宮着
11:50大宮発→(JR上越新幹線・北陸新幹線)あさま519号→12:26軽井沢着

 しなの鉄道を乗りつぶすため、軽井沢で途中下車。

 駅前のロータリーには、大木が茂っていた。

 駅から北へ交差点を3つほど進んで右側に「小さな美術館」があるはずだったが、見当たらない。
 閑静な街並みをさらに北へ進むと、ボヘミアンガラスを展示している美術館があった。

 見学はカミサンにまかせ、道端のベンチにリュックを降ろし、ここで一服。

 駅前に戻り、カミサンの所望により、信州のざるそばで昼食とした。ここのそばは、非常に腰が強い。

13:48軽井沢発→(しなの鉄道)→14:12小諸着
14:25小諸発→(しなの鉄道、JR信越本線)→15:28長野着

 長野駅のコインロッカーに荷物を放り込み、ドトールで一服。

16:06長野発→(長野電鉄長野線)→16:10善光寺下着

 善光寺の本堂の一つ手前の山門は、やたらでかい。
 本堂では、すでに今日の拝観時間は終わっていて、銀行マンらしき人たちが大きなザルで賽銭の回収作業中だった。
 玄関を上がり、中を覗いただけで、ここはおしまい。

 参道を下って行くと、野沢菜の入ったお焼きをカミサンが発見。
 あんこ以外の物が詰まっているお焼きは、初めてだ。
 ここで一服。

18:11長野発→(JR信越本線・篠ノ井線)しなの24号→19:04松本着
19:08松本発→(JR大糸線)→20:07信濃大町着
20:10信濃大町発→(JR大糸線)→20:13北大町着
2009/06/26

 信濃大町7:10発のバスに、北大町の近くにある上大黒町バス停から乗車。

07:15上大黒町発→(松本電気鉄道バス大町アルペンライン)→07:45扇沢着

 扇沢では、J-PHONE(2G)は圏外。
 電鉄富山までのキップを買って駅に入ると、中はすでに大勢の観光客で埋まっていた。

08:00扇沢発→(関西電力関電トンネルトロリーバス)→08:16黒部ダム着

 関西電力関電トンネルトロリーバスは、全区間トンネル。

 黒部ダム駅から続く階段トンネルを220段上ると黒部ダム右岸の展望台に出て、ここで観光放水中の黒部ダムと初対面。
 なるほど、これは壮大な景色だ。

 下流にも、険しい山が連なる。

 ダムに降りる途中、廃人の方々に馴染みのアンテナ群を発見。なんだ、こんな所にあったのか。
 だが、J-PHONE(2G)は圏外。


黒部平(左の駅舎)と大観峰(右の駅舎)

 左岸の山の中腹に、これから進む黒部平と大観峰の駅舎が見えた。


展望台は、堰堤上段の左側あたり。

 ダム上を進み、振り返ると山の斜面に、最初に立った展望台のある堰堤がへばりついていた。

09:10黒部湖発→(立山黒部貫光黒部ケーブルカー)→09:15黒部平着

 立山黒部貫光黒部ケーブルカーは、全区間トンネル。

 とにかく、観光客が多い。

 黒部平、いよいよ高山地帯にやってきた。

09:30黒部平発→(立山黒部貫光立山ロープウェイ)→09:37大観峰着
09:45大観峰発→(立山黒部貫光立山トンネルトロリーバス)→09:55室堂着

 立山黒部貫光立山トンネルトロリーバスは、全区間トンネル。

 立山黒部アルペンルート中、最も標高の高い室堂(2,450m)は、まだ残雪だらけ。

 駅から外に出て遊歩道を進むと、みくりが池があり、運よく無風のため、逆さ富士のような風景写真が撮れた。

 さらに進むと、硫黄臭を漂わせる沢筋があった。

 カミサンの指示により、野の花を撮影するはめに。

 駅に戻ってレストランで観光地値段の昼食を済ませ、1階ホールでDDI-Pocket(Willcom)のアンテナを発見。
 だが、J-PHONE(2G)は圏外。


謎の棒状アンテナ

 駅からバスで出発するとき、初めて建物の前景を見ることができ、中央上方に、廃人の方々ご存知の棒状アンテナ数本を発見。
 だが、J-PHONE(2G)は圏外。

 そんな中、みくりが池へ向かうあたりで実は富山市の位置情報を2件受信していた。はて、ここは立山町のはずだが・・・

北緯36.36.44東経137.12.19富山県富山市下大久保
北緯36.40.36東経137.06.43富山県富山市山本

 経緯度からすると、どうやら「富山県富山市下大久保」は35km、「富山県富山市山本」は44kmの遠距離受信のよう。
 立山での遠距離受信は、想定外だった。

13:00室堂発→(立山高原バス)→13:50美女平着
14:10美女平発→(立山黒部貫光立山ケーブルカー)→14:17立山着

 扇沢からここまで、運良く1回も積み残しに遭遇しなかったので、ここ立山には予定よりもかなり早く着いた。

 ところで、立山黒部貫光立山ケーブルカーは、下側に荷物車がつながっていてとても珍しいのだとか。

15:16立山発→(富山地方鉄道立山線・本線)→16:16電鉄富山着

 立山から、富山地方鉄道に乗車。行き止まりの駅から乗りつぶすのは、これが初めて。

16:30地鉄ビル前発→(富山地方鉄道軌道線本線)→16:37西町着

 西町の月世界本店を訪れ、月世界(つきせかい)という卵白を泡立ててそのまま固形化したような珍しい菓子をカミサンに購入させた。

2009/06/27
06:51西町発→(富山地方鉄道軌道線本線)→06:57富山駅前着
07:18富山発→(JR北陸本線)北越1号→08:09糸魚川着
08:15糸魚川発→(JR大糸線)→09:18南小谷着

 JR大糸線の糸魚川から南小谷までは、非電化区間で、JR西日本管内。
 トンネルをくぐりながらどんどん山を登っていく様は、小出から只見線に乗車したときと少し似た雰囲気。
 山を登り詰めると、高原に出た。


右が糸魚川まで往復するジーゼル(1両編成)で、左が松本まで往復する電車(2両編成)。
奥が糸魚川方で、手前が松本方。

 JR大糸線の南小谷から松本までは、電化区間で、JR東日本管内。

09:40南小谷発→(JR大糸線)→11:46松本着

 信濃森上〜白馬間を走行中、北アルプスの山並みが見えた。

 松本に近づくにつれて列車は混雑し、都市近郊路線と化した。
 松本では、コインロッカーに荷物を押し込み、松本城などを見学したいカミサンと松本電鉄を乗りつぶしたいTurtleNeckは、別行動。

12:07松本発→(松本電気鉄道)→12:37新島々着

 松本電鉄の終点新島々では、乗客の大半がバスに乗り換えて上高地へ向かう様子。

 乗ってきた電車は、自転車でも乗り込み可能なよう。

 ここは行き止まりの駅だが、線路はまだ先へ続いていた。

12:50新島々発→(松本電気鉄道)→13:19松本着
15:03松本発→(JR篠ノ井線・信越本線)しなの13号→15:54長野着
16:18長野発→(JR北陸新幹線・上越新幹線)あさま538号→17:46大宮着
18:22大宮発→(JR東北新幹線)はやて29号→20:59八戸着
21:18八戸発→(JR東北本線・奥羽本線)つがる29号→22:55弘前着

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