乗りつぶし 第7話 2006/8/28-9/1 道東
(2006/09/03記)

 はなたび北海道フリーパス(5日間有効。特急乗り放題。弘前発21,000円)で北海道の乗りつぶしに出かける。

訪問年月日記        事
2006/08/28
06:14弘前発→(JR奥羽本線)→07:04青森着
07:30青森発→(JR津軽線・海峡線・江差線・函館本線)白鳥41号→09:25函館着

 函館の市電乗りつぶしか、室蘭本線の枝線(東室蘭から室蘭まで)乗りつぶしか、それとも昨2005年11月に訪問したとき工事中だった新五稜郭タワーに上って遠距離受信か。
 三択の結果、市電の乗りつぶしを選択した。

09:41函館駅前発→(函館市交通局本線・宝来・谷地頭線)→09:53谷地頭着
09:56谷地頭発→(函館市交通局宝来・谷地頭線)→10:04十字街着
10:06十字街発→(函館市交通局本線)→10:12函館どつく前着
10:13函館どつく前発→(函館市交通局本線・大森線・湯の川線)→10:56湯の川着
10:59湯の川発→(函館市交通局湯の川線・大森線)→11:30函館駅前着

 駅前は、なんだか観光客が多い。
 ドトールで一休み。

12:16函館発→(JR函館本線・室蘭本線・千歳線)北斗9号→15:03南千歳着

 特急で函館を出発したら、直ちに長万部のかにめしを車内の売り子に予約するのがお約束。
 ここのかにめしは、とてもおいしい

15:13南千歳発→(JR千歳線)→15:16新千歳空港着

 JR新千歳空港駅は、地下駅。
 てことは当然、屋内局があるわけね。どれどれ。
北緯42.47.14東経141.41.06北海道千歳市美々


by J-SH09

 これは、フライパンくらいでかい。複数のキャリアが同居か。
 近づいたら、逆に電界強度が下がった。
 ふむ、ここにはJ-PHONEは入っていないわけか。


by J-SH09

 これもちがう。DDI-Pocket(WILLCOM)か?


by J-SH09

 あった。これがJ-PHONEだね。
 分厚いタイプ、PDCとIMT-2000の両方が入っているのかも知れない。


by J-SH09

 地上階は、空港ターミナルビルになっていて、乗降客がわんさかいる。
 位置情報は、「10-03美々」(記録失念)で、地下の「14-06美々」とは異なった。

16:04新千歳空港発→(JR千歳線)→16:07南千歳着
16:17南千歳発→(JR石勝線)とかち7号→16:47新夕張着

 乗り換えの合間、新夕張の駅前に出たら、鉄塔が2本見えた。2段リングのものと1段リングのもの。
 東北と違うと思うと、どれがどれだか判断に自信が持てない。

17:20新夕張発→(JR石勝線)→17:47夕張着
2006/08/29

北緯43.02.40東経141.57.51北海道夕張市鹿の谷山手町
北緯43.02.45東経141.57.54北海道夕張市鹿の谷山手町

 鉄塔の見える駅舎風景。

 お約束の行き止まり風景。

 ところで、北海道のジーゼルは、普通列車でも加速性能に優れ、けっこう速いね。東北の鈍足ジーゼルとはえらい違いだ(汗)。
 そして、通勤通学時間帯を除き、だいたい1両編成でワンマンで乗客の大半は旅行客。

08:30夕張発→(JR石勝線)→08:52新夕張着

北緯42.56.14東経142.02.34北海道夕張市紅葉山
 新夕張に着く少し前、鉄塔が3本見えた。昨日は2本しか見えなかったのだが。。
 1段リングの足元は、殺風景。
 2段リングの足元には、GPSアンテナがある。auか。
 3本目の鉄塔は、リングがやや細長いタイプ。いかにもDoCoMoだ。
 なんだ、これだと東北と同じじゃないか。悩むんじゃなかったよ(笑)。
 新夕張駅のホームから3キャリアを一望。

 左は、au。

 中は、J-PHONE。

 右は、DoCoMo。

08:58(遅09:01)新夕張発→(JR石勝線)とかち1号→10:31帯広着

 JR石勝線の新夕張〜新得間は、JR海峡線の蟹田〜木古内間と同じく特急しか走らない区間。
 このため、これらの区間内だけで乗降を済ませる場合に限って普通乗車券や青春18キップだけで特急に乗車できるという特例措置がある。

 ところで新夕張〜新得間は、駅間距離が長いことでも有名。営業キロが89.4kmで、その中に2駅(占冠、トマム)しかない。
 駅間は、行けども行けども森林原野やトンネルが続くだけ。
 北海道が広大だと感じるのは、そんなとき。
 そして、また来てみたくなる。

 帯広に着いた。
 駅前に出て、ちょっと煙草を一服、二服、三服。
 JR北海道は、全車禁煙の列車ばかり。いずれ、JR東日本もそうなってしまうようだ。

11:36帯広発→(JR根室本線)おおぞら3号→13:03釧路着
13:11釧路発→(JR根室本線)→15:28根室着

 根室の2駅手前、花咲駅がぽつんと。
 中で休憩している人が窓越しに見えた。

 東に向かっていた鉄路は、徐々に左旋回し始める。
 根室の1駅手前、東根室駅。ここが鉄道最東端の駅だ。

 鉄路はさらに左旋回を続け、終着根室駅に着いた。

15:50根室発→(JR根室本線)→18:07釧路着

 おっと、行き止まり風景を撮り忘れているうち、折り返しのワンマンジーゼル1両編成は発車。
 あわてて撮影したら、亡霊?が写り込んでいることに気がつかなかった。ぃゃ、窓ガラスに映った自分でしたね(笑)。

 だいぶ進んだとき突然、列車はけたたましく警笛を鳴らしながら停車。
 運転士「ここでは、よくエゾシカが出てきます」
 何回かそんなことを繰り返すうち、列車は釧路に着いた。

2006/08/30
05:59釧路発→(JR根室本線・釧網本線)→08:31知床斜里着

 知床だけは、ちゃんと観光しておきたい。あいにく曇り空ではあるが。。
 斜里バスの定期観光バスに乗り込んだ。

 (斜里バス)8:43知床斜里発→9:29オシンコシンの滝発→9:50ウトロ温泉ターミナル発→10:22知床峠発→11:33カムイワッカ発→12:00知床五湖着
 バスは、名所などあちこちに停まりながら進んでいく。

 海岸沿いにあるオシンコシンの滝。
 知床は急峻で細長い地形のため、山から流れ出た水は、短い流程で海に達する。

 山に登り始めた。なかなか良い眺め。

 凸凹な地形が重なって見える。

 知床峠は、厚い雲の中だった。10m先がもやっとかすんでよく見えないほど。晴れていれば、国後が見えるんだと。
 残念でした。

 知床に限らず北海道では、幹の白い木をよく見かける。
 本州の高山地帯と似た植生なんだろうね。
 あらら、意外と暗くて低速シャッターになり、ブレた。

 バスは、突然停車。おっ、キタキツネを見られるなんて、感激!
 左を向いている。う〜ん…もちっと頭を上げてくれよ。。

 今度はエゾシカだ!
 今まで見たシカとは、風貌が違う。というか、こいつ、目を開けているんだか閉じているんだか判らないではないか。

 カムイワッカ湯の滝。
 温泉が所々で滝となりながら流下する。
 岩肌は、硫黄が析出して黄色くなっている。
 水は、生ぬるい。もっと上流へ行けば、滝壷が温泉状態だと。
 ただし、今は規制されていて、そこまでは行けないのだとか。

 知床五湖でバスを降り、知床五湖を一周してみた。大小5つの湖めぐり。
 ここは、最初のほう。何番目だか忘れた。

 (斜里バス)13:23知床五湖発→13:43ウトロ温泉ターミナル着
 もう少しで人里というあたりでバスは、突然停車。
 運転士「10分くらい前、このあたりにヒグマが現れた、という連絡が入りました。1人だと見落とすかもしれないので、みなさんも探してみてください」
 山の斜面を必死に眺め回すも残念ながら、ヒグマはだれも発見できなかった。すでにお帰りになった後かな。

 (斜里バス)14:00ウトロ温泉ターミナル発→14:48知床斜里着
 これで、知床観光はおしまい。
 おや、まだこんな時間か。晩ご飯を仕入れに網走まで行ってみるか。

15:20知床斜里発→(JR釧網本線)→16:07網走着

 途中の原生花園は、すでに時期外れのようで、ハマナスの花がちらほらと見える程度だった。

 ぎょっ。
 なんじゃ、こりゃー??
 地球儀・・・なわけないか。。

16:15網走発→(JR釧網本線)→17:05知床斜里着
2006/08/31

北緯43.54.42東経144.39.23北海道斜里郡斜里町港西町
北緯43.54.37東経144.39.26北海道斜里郡斜里町港西町
 やっぱ、J-PHONEは、こういう形でなくちゃ(笑)。
 リングから少し下のあたりにエントランスがついている。

 知床斜里駅の売店、なんで沖縄黒糖があるの?
 別にいいけど。

07:28知床斜里発→(JR釧網本線)→08:17網走着
09:30網走発→(JR石北本線・宗谷本線・函館本線)オホーツク4号→14:46札幌着

 あっ、また地球儀。
 エントランスがついている。

 地球儀、けっこう多いんだね。
 けど、足元の物置が邪魔だー。

 物置が通り過ぎたので、足元を1枚。
 GPSアンテナは見当たらない。
 ふむ、地球儀は、DoCoMoってわけか。

 やっと札幌に着いた。大自然の中の大都会。
 ここは、位置情報が多すぎるんだよ。それも、北十七条西5丁目なんてのばっかり。

16:23さっぽろ発→(札幌市交通局南北線)→16:25大通着
16:29西4丁目発→(札幌市交通局山鼻線)→17:10すすきの着

 地下鉄大通駅の目の前、西4丁目駅から市電に乗った。
 今日は、木曜日平日。土日休日だと地下鉄乗り放題キップがあるから、これは次回のお楽しみっとぉ。

18:44札幌発→(JR函館本線)→19:16小樽着
2006/09/01
08:07小樽発→(JR函館本線)→11:13長万部着

 この区間は、函館〜札幌間の特急がすべて千歳線経由のため、本線とは名ばかりのローカル線となってしまった。
 それでも、直通列車は日に5本あるから、まだましなほうではある。

 初めて長万部に降り立った。
 お目当ての「かにめし本舗かなや」は、駅のすぐ近くにあった。
 とにかくかにめしを買ったらその後に、同じ列車から降りた旅行客がどやどやと大量に押し寄せてきた。
 並ばずに済んでよかったよ(ほっ)。

 長万部駅から100mほど進むと国道沿いの海に出た。
 じりじりとした陽射し。だれもいない砂浜に座り込み、かにめしを食べる。
 やっぱりうまい。よそのかにめしは食べる気になれないTurtleNeckだった(笑)。

13:00長万部発→(JR函館本線)→16:03函館着

 函館本線は、森から大沼まで並行別線がある。それに乗るため、わざと普通列車を選択した。

 まもなく並行別線が終わるころ、大沼公園が見えてきた。佳景なり。

16:10函館発→(JR函館本線・江差線)→18:42江差着

 後発の16:51発特急白鳥34号は、木古内でこの普通列車に追いつくので、時間的にはお得なはずだった。
 でも、あわただしく直通・乗り換え不要の普通列車に乗り込んでしまう。
 それがよかった。
 というのは、函館と木古内の中間付近、茂辺地という小さな駅に停車したとき、目の前にJ-PHONEのマイクロ局が現れたので(笑)。

 針金4本がPDCで隣の柱の針金2本がIMT-2000でしょ。東北と同じじゃん。

 しかし、台座の形状は、東北とは異なる。関東に似ているように見える。基地局、電源等設備も東北とは違うようだ。
 また、配線の垂らし方も、東北でだら〜んと配線を垂れ下げて途中を紐で吊るスタイルばっかり見てきた眼には、違和感がある。

※後日談→2006/12/7-11 道央

 木古内を出てしばらくすると少し急な山に入り、日本海が見えてくるあたりまでずっと圏外。
 受信した位置情報は、わずか2個。
北緯41.48.11東経140.07.28北海道檜山郡上ノ国町字大留
北緯41.51.54東経140.08.05北海道檜山郡江差町字本町

 終点江差駅。

 駅前のコンビニで買物したりしていたら、日は暮れていた。

 北海道、また来るどー!

19:00江差発→(JR江差線)→20:06木古内着
21:10木古内発→(JR海峡線・津軽線)白鳥44号→22:20青森着
22:23青森発→(JR奥羽本線)つがる29号→22:54弘前着

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