乗りつぶし 第5話 2006/3/18-23 東海/筑波山
(2006/03/25記)
訪問年月日記        事
2006/03/18

 富士急行を乗りつぶすぞ。ついでに、河口湖まで行ってみたい。
 新宿から西は、中央本線の新宿から立川まで乗車済みなので、西武鉄道の西武新宿から拝島へ向かった。

11:54西武新宿発→(西武鉄道新宿線・拝島線)→12:43拝島着
12:59拝島発→(JR青梅線)→13:10立川着
13:19立川発→(JR中央本線)→14:23大月着
14:44大月発→(富士急行大月線・河口湖線)→15:33河口湖着

 大月で乗り換えた富士急行は、勾配をどんどん登っていく。結構な標高差があるらしい。
 終点河口湖駅に着いたら、新しい駅舎の工事中だった。

 駅前からバスに乗ったら、住宅地を通って10分ほどで河口湖畔に着いてしまった。

 この水溜りが河口湖か。
 背後にはホテルや土産物屋がまるで湖にへばりつくようにびっしりと立ち並び、いかにも観光地だね。

16:38河口湖発→(富士急行河口湖線・大月線)→17:36大月着
17:51大月発→(JR中央本線)→19:02立川着
19:30立川発→(JR青梅線)→19:33西立川着
2006/03/19

 御殿場線と身延線を乗りつぶしたい。

07:27西立川発→(JR青梅線)→07:30立川着
07:44立川発→(JR中央本線)→07:54八王子着
08:13八王子発→(JR横浜線)→08:25橋本着
08:27橋本発→(JR相模線)→09:24茅ヶ崎着

 観光気分で茅ヶ崎駅付近を撮影し、振り返ったら駅舎の屋上にアンテナがあった。

 周囲の4本はDoCoMoかな。
 中央の三角配置アンテナ・通称エリクソンタイプは、J-PHONEのPDCだね。
 これは、関東にはごろごろ転がっているそうだが、東北では見たことがない。
 お、エントランスがついている。
 位置情報は、3個出たよ。
北緯35.19.40東経139.24.35神奈川県茅ヶ崎市元町
北緯35.19.38東経139.24.38神奈川県茅ヶ崎市元町
北緯35.19.35東経139.24.37神奈川県茅ヶ崎市元町

10:08茅ヶ崎発→(JR東海道本線)快速→10:23国府津着
10:30国府津発→(JR御殿場線)→11:54沼津着

 御殿場線は、もともと東海道本線だったが、海側にバイパスが開通してからローカル線に格下げになった。
 富士山の裾野、なだらかな景色が続く。紅葉のころもよさそうだ。

12:02沼津発→(JR東海道本線)→12:16吉原着

 ここ富士市は、紙・パルプ工場の町だ。

12:23吉原発→(岳南鉄道)→12:44岳南江尾着

 岳南鉄道は、その工場地帯の中をゆっくりと進んでいく。
 停車すると、運転手が乗降客のきっぷのもぎりをしたり運賃を受け取ったりする。
 それが終わると、電車(1両編成)は出発する。

 とうとう終点岳南江尾駅まで、有人駅は見当たらなかった。

 右手の高架は、東海道新幹線。

12:48岳南江尾発→(岳南鉄道)→13:09吉原着
13:24吉原発→(JR東海道本線)→13:28富士着

 学生時代に乗りそこねた身延線についに乗車した。
 のどかでよい路線だね。山は、あまり深くない。

14:21富士発→(JR身延線)→17:15甲府着

 身延駅では、25分も停車するだと(汗)。

 運転手は停車中、なじみの乗客とのおしゃべりに余念がない(笑)。

 ホームで煙草を吸っていると、前方の山に鉄塔が見えた。
 東北の鉄塔形状は、2段リングはauで1段リングはJ-PHONEというお約束。
 しかるにここでは、その逆らしい。
 2段リングが見えているから、J-PHONEではなかろか。

 山の麓にさしかかったら、さっきの鉄塔がまた見えた。
 右の鉄塔だ。

 ふむ、これはちょっと悩む。相乗りか。

 甲府に着いたら、またもや駅舎の屋上に三角配置のアンテナがあった。
 位置情報は、2個しか出なかった(3つめがあるかどうかは不明)。
北緯35.39.46東経138.34.22山梨県甲府市丸の内
北緯35.39.51東経138.34.20山梨県甲府市丸の内

2006/03/20

 長大ローカル線・飯田線を乗りつぶすぞ。

06:45甲府発→(JR中央本線)→08:15塩尻着
08:18塩尻発→(JR中央本線)→08:39辰野着
08:52辰野発→(JR中央本線)→09:02岡谷着

 6:45甲府発で岡谷を経由して8:15塩尻に着き、8:18塩尻発・通称辰野線に乗り換えて8:39辰野に着き、8:52辰野発に乗り換えて9:02岡谷に戻ってきた。
 つまり、ここも三角路線だ。

09:35岡谷発→(JR中央本線・飯田線)→15:54豊橋着

 9:20上諏訪発豊橋行きに9:35岡谷から乗り込み、10:00辰野から飯田線に入った。
 飯田線は、とても長いローカル線で、195.7kmもある。国鉄が数社の民鉄を買い上げて統合した路線だと。
 民鉄の特徴として、駅間が短いことがある。
 ここ飯田線も例外ではなく、そのため駅の数が異常に多い。起終点を含めて94も駅がある。

 3両編成の電車は、出発したかと思えばすぐ次の駅に着くといったことを繰り返しながら、天竜川に沿って南西へ進んでいく。
 あたりは広々としていて、住宅地や畑などが延々と続く。
 位置情報も変化に乏しく、同じものが延々と続く。
 どうやら、山の中腹あたりから広範囲にエリア化しているような感じだ。
 眠くなってきた。

 3時間ほど経って天竜峡駅をすぎたら、にわかに山が険しくなった。これは、眠っている場合ではない(笑)。
 トンネルが断続的に続く。

 大嵐(おおぞれ)駅ホームの端は、トンネルの入口だ(汗)。

 かなり山奥でも住宅地があるとエリア化されているのは、さすが東海地区だね。住宅地が見える駅で圏外なのは、少しだけだったのだから。
 険しい地形は、愛知県に入るあたりまで2時間ほど続いた。

 やっと豊橋に着き、これで飯田線を乗りつぶした。
 岡谷から豊橋まで6時間19分も同じ電車に乗りつづけたら、さすがにケツが痛くなったけれど。

 あたりは、まだ明るい。
 武豊(たけとよ)線へ向かった。

16:07豊橋発→(JR東海道本線)新快速→16:43大府着

 武豊線は、電化されていない。
 加速性能のよさそうなジーゼルカーがひっきりなしに名古屋まで行ったり来たりしている。

16:46大府発→(JR武豊線)→17:16武豊着
17:25武豊発→(JR武豊線)→17:56大府着
18:25大府発→(JR東海道本線)新快速→19:00豊橋着
2006/03/21

 大井川鐵道は、大井川本線が39.5kmで、井川線が25.5km。
 たいしたキロ数でもないのにむやみやたらと時間がかかるのは、なぜだ(謎)。
 まぁ、とにかく乗りつぶしに行ってみよう。

06:16豊橋発→(JR東海道本線)→07:29金谷着
07:36金谷発→(大井川鐵道大井川本線)→08:50千頭着

 金谷で乗り換えた大井川本線の電車は、2両編成で、かなり年季が入っていた。
 レトロで良いぞ。こうこなくちゃ(笑)。

 終点千頭ではなんと、SLの隣りに入線した。

 さてと、乗り換えの井川線は、右手の赤い列車だ。

09:00千頭発→(大井川鐵道井川線)→10:47井川着

ジーゼル機関車

 客車5両+ジーゼル機関車+客車3両という変わった編成。
 それでも運転は、先頭車で行う。

 狭軌にしては客車が小さい。ボックス席は1人掛けと2人掛けで、車両も短く天井も低い。
 ここは、中部電力が水力発電所建設の資材運搬のために敷いた専用線だと。

 列車は、曲がりくねった坂道を時速20kmくらいの低速で進む。


by J-SH09

 進むにつれて、大井川を挟む山は、どんどん険しくなっていく。

 途中、アプトいちしろ駅で後部にアプト式電気機関車を2両連結。隣りの長島ダム駅まで列車を押し上げる。
 つまり、この区間だけが電化されているわけだ。

 最後尾の電気機関車は、客車より背が高い。というより、客車の背が低いだけなのだが。
 アプト式で現在営業中なのは、ここだけだそうだ。


by J-SH09

 赤丸部分に見える右肩上がりの白い線はなんと、今登ってきた90/1000という日本一の急勾配。


by J-SH09

 眼下には、中部電力奥泉ダムが見える。眼もくらむほど高いところを走っているわけだ(冷汗)。
 すごい。

 終点井川駅に着いた。
 途中駅で後ろの客車3両を切り離したため、編成は6両に減ってジーゼル機関車が最後尾。

 ここ井川駅は、有人駅。中では営業中。

11:05井川発→(大井川鐵道井川線)→12:47千頭着

小型蒸機・C11

 折り返して千頭駅に戻ってきたら、ホームは人でごった返している。
 乗客を乗せて到着したSLにこども連れやカメラが群がり、記念撮影中だ。

13:33千頭発→(大井川鐵道大井川本線)→14:47金谷着
14:57金谷発→(JR東海道本線)→15:11掛川着
15:16掛川発→(天竜浜名湖鉄道)→16:00天竜二俣着
16:09天竜二俣発→(天竜浜名湖鉄道)→17:25新所原着

 ところで今回の旅は、なんだかDoCoMoやauばかり目について、J-PHONEはあまり見当たらない。
 夕暮れ前、新所原駅のホーム西側から撮った。
 これもJ-PHONEとは違う。新型のauかな。

17:49新所原発→(JR東海道本線)→18:09浜松着
18:10浜松発→(JR東海道本線)→19:25静岡着
20:13静岡発→(JR東海道本線)→20:20草薙着
2006/03/22
06:54草薙発→(静岡鉄道)→07:03新清水着
07:07新清水発→(静岡鉄道)→07:14新静岡着

 静岡鉄道に乗ったら、「東急 昭和48年」と書かれた銘板があった。
 お下がりは、どこの世界にもあるわけで。

07:57静岡発→(JR東海道本線)→08:52沼津着
09:00沼津発→(JR東海道本線)→11:07東京着
11:11東京発→(JR東北本線)山手線→11:15秋葉原着

 秋葉原は、いつ来ても人が多い。
 ペアも多いしリュックを背負った男も多いしメイドさんも立っている中、パソコン用品などを眺めてぶらぶら歩いた。

12:30秋葉原発→(首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線)→13:15つくば着
16:58土浦発→(JR常磐線)→17:13石岡着
17:30石岡発→(鹿島鉄道鉾田線)→18:24鉾田着

 鹿島鉄道に乗ってみたら、小型ジーゼルカーが終点鉾田駅まで行ったり来たりしていた。
 27.2kmの区間をゆっくり走り、1時間近くもかかってしまう。

18:31鉾田発→(鹿島鉄道鉾田線)→19:23石岡着
19:48石岡発→(JR常磐線)→20:03土浦着
2006/03/23
08:15土浦発→(関東鉄道バス)→09:10(早09:00)筑波山口着
09:25筑波山口発→(関東鉄道バス)→09:35筑波山神社着

 5分ほど坂道を歩いたら、筑波山神社に出た。
 ケーブルカーの駅は、ここからさらに5分ほど登ったところにあった。

10:00宮脇発→(筑波観光鉄道筑波山鋼索鉄道線)→10:08筑波山頂着

 ケーブルカーにトンネルがあるとは、意外。

 筑波山頂駅についた。雲が濃くて、先がよく見えん。
 西に見える男体山は、ちと険しそうだ(汗)。

 東に見える女体山は、なだらかそうだ。案内板だと徒歩15分。
 どれ、楽そうな女体山へ行ってみるとするか。

 女体山頂上。

 高いところは神社と鉄塔、というお約束。

 では、遠距離受信開始。

 女体山付近では、めったに圏外から復帰しない。位置情報は茨城が優勢。
 筑波山頂駅付近に戻ると、位置情報の更新は比較的簡単にできる。位置情報は栃木が優勢。
 けっきょく、2時間半も粘って収穫は11件。

北緯36.20.49東経140.04.28茨城県桜川市長方
北緯36.02.37東経140.09.12茨城県土浦市卸町
北緯36.14.43東経140.11.03茨城県石岡市柿岡
北緯36.05.02東経140.07.44茨城県つくば市花室
北緯36.22.40東経140.27.38茨城県水戸市大工町
北緯36.01.23東経139.43.46埼玉県南埼玉郡宮代町中央
北緯35.53.06東経139.58.34千葉県柏市松葉町
北緯36.28.54東経140.04.32栃木県芳賀郡益子町大字塙
北緯36.43.19東経140.10.22栃木県那須郡那珂川町馬頭(56km)
北緯36.29.05東経139.49.52栃木県下都賀郡壬生町大字安塚
北緯36.30.09東経139.53.10栃木県宇都宮市上御田町

 おっ、ついにやりました。念願の50km突破です(拍手)。


トップ

Copyright (C) 2006 TurtleNeck. All rights reserved.