(2003/09/23記) ここは、2か月ほど前(2003/07/04)に基地局を見つけ損ねた苦い思い出のある場所です。
国道280号沿いの駐車場から観瀾山公園を見上げると、松林の上にauらしきアンテナ(右側)が見えます。 西側・蟹田町内陸と北側・平舘村で同じ位置情報(北緯東経)が拾えますから、発信元はこの公園あたりが怪しいと思うのですが、見つかりません。
(左側の円形アンテナの上部に筒みたいなモノがついていることに、まだ気がついていません)
公園の高台に上がるとそこは20台程度の駐車場になっていて、auの基地局が目の前に現れました。 鉄塔の足元、建物の屋上左端にGPSアンテナがちょこんと光っています。
(2003/09/23記) フェンスの右側についているパネルを見ると、これはどうやらお役所がテコ入れしてできた設備みたいですね。
(2003/09/23記) 振り返ると、平屋建ての建物の屋上に鉄塔があります。 ふと見たら、てっぺんにJ-PHONEらしき筒がありました!
でもこの建物、フェンスはもちろん建物の壁まで草が這ったりして、使っている気配はさっぱり感じられません。 まるで“廃墟”です(^^;
(2003/09/23記) 松林の方(上の写真の左側)から建物の裏へ続く道へ回り込んでみましたが、草木が生い茂っていて、撮影ポイントがほとんどありません。 24mmで見上げてムリヤリ撮りました。
(2003/09/23記) 短い筒がPDCで、長い筒がIMT-2000のようです。 蟹田町の内陸(西側)へ吹いているようですが、川筋が少し湾曲しているため奥地までは届きません。
(奥地の中心にはDoCoMoとauの鉄塔が聳え立っていますが、まだJの基地局が設置されていなければ数百戸規模の“大穴”が残っているはずです)
(2003/09/23記) 筒がPDCで、板がIMT-2000のようです。 蟹田町の南北に伸びる海岸線に沿って北へ軽く10kmは飛び、平舘村まで届きます。 でもさすがに平舘村では、場所によっては電波状態が悪かったりします。
つまり、ここの1局で2町村をムリヤリまかなおうとしているらしいのです。 (いくらなんでも欲張りすぎではないでしょうか…)
(2004/09/25記) この円形アンテナ鉄塔建屋の場所は、古い住宅地図では「JR」という表示があります。 ということは、この円形アンテナは国鉄の鉄道電話を移管された日本テレコムが使用していて、アンテナのうちワンペアは方向からみて日本テレコム青森の円形アンテナと接続している、ということではないでしょうか。
(2004/10/24記) おっと、日本テレコム青森の円形アンテナは、蟹田を向いていません(汗)